
東京メトロ銀座線浅草駅から徒歩約15分。浅草寺北側の「観音裏」エリアに位置する、焼鳥とワインの店。町工場だった実家を改装して開業された。
店主の「ちゃこ」さんこと高橋久子シェフは、大学で写真を学びその方面で働いた後、料理の世界へ入った経歴を持つ。かつて2000年から13年間浅草にあり、名フレンチ「ラ・シェーブル」の田口昌徳シェフが手掛けた革命的な焼鳥店「萬鳥(ばんちょう)」で、開店からずっと焼き場を任されていた。仏産ブレス鶏やバルバリー鴨、うずらなどフレンチになじみの食材を塩と炭火で焼き上げ、ワインを合わせるスタイルで人気を博した同店の心臓部を担った後に独立。生まれ育った浅草で「ちゃこーる」を開店した。
鶏肉には、平飼いされた伊豆の高級ブランド鶏「天城シャモ(天城軍鶏)」を使用し、部位ごとの味や香りの違いを提供している。また、ほろほろ鳥やうずら、バルバリー鴨、季節のジビエなどの炭火焼きも扱う。「萬鳥」時代からの人気メニューである「うずらの半身焼き」や、カンボジア産の生こしょうを添えたバルバリー鴨の焼鳥、地養鶏のモモ・ムネ・ナンコツを使った「つくね」などが ある。つくねや、締めメニューの「鴨そぼろご飯の焼きおにぎり」には、黒七味に切り昆布や陳皮を加えた特製七味が添えられる。さらに、バジルペーストとチーズを忍ばせて豚バラ肉を巻いた「ばくだんトマト」や「谷中生姜の豚肉巻き」といったオリジナルの野菜・肉巻きメニューも揃う。
調理のこだわりとして、野菜を炭火で焼く際には表面の乾燥を防ぎツヤを出すため、和の野菜には太白ごま油、洋の野菜にはピュアオリーブオイルと、あえて香りの立たないオイルを使い分けてはけで塗る。また、サラダや串焼きの仕上げにはエキストラヴァージンオリーブオイルが使用されている。
焼き場の前に佇むカウンター席では、観音裏で生まれ育った高橋シェフが語る地元の昔話や浅草の魅力に耳を傾けながら、こだわりの炭火焼きとワインを味わうことができるのも、この店が持つ特有の魅力である。








●住所
〒111-0032 東京都台東区浅草4丁目14−6
●公式サイト / SNS
●Google マップ (Business Info)
